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サボテンの種まき(7日目)

すっかり秋ですね。
と見せかけて、京都は本日33度を超えておりました。
どないせえと。

そんなこんなで本日もたのしく育苗箱をオープン。



さすがサボテン。
うまいこと砂に紛れております。



でも近寄ってみると芽が出ているのがわかりやすくなってきました。
ひじょうに、にょこっとしています。
なかなかかわいい。
それにしてもなんかサボテン同士が近いな?



お気付きの方もおいでかと思いますが、サボテンはある程度大きくなったら、植え替えをしなければなりません。
そして、その植え替えのためには、ある程度大きくしなければなりません。
おわかりでしょうか。

後の世のみなさん、どうかサボテンの種を蒔く際には、種と種の間の距離をある程度離して蒔くようにしてください。
数が多いからと言って面倒がってはいけません。
途中であきらめてはいけません。
そこをなんとかがんばって。
「健全な苗の生育は、健全な種まきから」
どうぞご留意ください。
井上から、未来への伝言でございます。
てきとう ダメ ぜったい



そして相変わらずカメラは寄りすぎ。

次はしっかり距離を取ってサボテンと接しようと思います。
全然関係ないけど、ピンクのサボテンの芽が、アユーラの瓶に似てる気がする。
女子力〜〜〜

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サボテンの種まき(5日目)

種まきから5日目。
目安として言われる「発芽まで5〜10日」のまさに5日目。
土日は朝から梅小路に行っていたので、丸二日ぶりの育苗箱オープンです。

相変わらずいい感じに湿気っています。
ちなみに空気穴というのはこんな感じ。
虫が入らないようにちゃんと塞いであります。
いい仕事してますねえ〜
やっぱラップやめてよかったです。
てきとうな仕事ぶり〜〜〜
割り箸挟んでラップをかけるなどというのは、しっかりした方がなさるべき方法です。
っていうかよく考えたら、ラップかけてたら、こんな頻繁に開け閉め出来ないですよね。
絶対二回目くらいでラップ捨ててる。
育苗箱、素晴らしい。
いや、ほんとありがたいことです。

などと噛みしめながらオープン。
ありがとうニッポンの技術力。



出たーーーーーーーーーー!



芽が出たーーーーーー!



やったーーーーーーーーーー!

などと騒いでも、先日の播種の記事では「画像じゃどれが種かわからん」と残念なお気持ちにさせていたかもしれません。
でも大丈夫、これならわかるやろーーーーーーー!
と興奮のあまり、培地に近づき過ぎました。
手の…影が…
てきとうな仕事ぶり〜〜〜

やー、やっぱり芽が出るとうれしいもんですね。
でもこれからがサボテンの長い人生の始まりです。
よく「サボテンってどれくらい保つの?」と質問されますが、サボテンは本来、非常に寿命の長い植物です。
品種にもよりますが、実生栽培の場合、直径5センチ程度になるまで約3年かかります。
メキシコなどの原産地で野生で育っている柱サボテンは、より環境が厳しいため、一般に「人の背丈になるのに100年かかる」と言われています。
荒野に並ぶ大株を見ると、そこまで育つのにどれくらいかかるのだろうかと気の遠くなるような気がします。
品種によってある程度、寿命の長短はあるとは言え、うまく育ててやれば、2年3年はものの数ではありません。
みなさん割と「これ大きくなるの?」と聞かれますが、なります。
ただし、なりますが、おまんじゅうサイズのサボテンが鏡餅サイズになるのには約10年かかります。
ご安心ください。

「極度の日射と乾燥に耐えるため」とは言え、葉をなくし、枝をなくし、体に水分を溜め込み、外敵から身を守るためにトゲを持つ、などという過激かつ極端な進化を遂げるためには、個体の寿命が1年や2年では割に合いません。
サボテンは「仙人掌」や「覇王樹」という字を当てられるように、なんだかもう人界とは違う仙境に達した生き物たちなのでしょう。
ありがたいがな…

ちなみに上の方が「紅葉ヘキラン」という赤い品種、下が「縮玉」という緑の品種です。
もう発芽の段階から肌の色が違うんですね。
非常に楽しみです。

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サボテンの種まき(2日目)

育苗箱には別売りの専用のカバーを被せておきました。
最初めんどくさいので、ラップをかけようとしていたんですが、ラップの方がめんどくさかったので、あっさり専用のものを出してきました。
本来花苗や野菜苗の育成用なので、ちょっと高さがあるんですが、ぴったりフィットで空気穴も完備。
なかなかよい感じ。
やー、いいねー。



いざオープンッ!


サボテンの種、動きなしッ!
我々はこの調査でッ!
なんの成果も得られませんでしたッ!

でもちょっと膨らんでた気がする。
うおおおおおお もえるうううううううう

私の雑な管理では、だいたい発芽後の生育率1割を想定しているので、まあ、それぞれ5〜10株できればいいかなあ、という感じです。
よい柄を選抜したいとか…言わないよ…そんな夢のようなことは…
出来たものは全部育てるよ…

個人的に「サボテンの種」は中学くらいの時に、雑貨屋さんで売ってる「赤ちゃんサボテンセット」みたいなものでやったことがありました。
水で戻す繊維かおがくずみたいな培地に種を置いておいて、育てるという。
結構発芽したような記憶があるのですが、如何せん、さほど大きくもならず、変化もないまま、びみょうに1年くらい保ったような気がします。
なので、なんとなく「意外と出来るんだな」という思いと同時に「もっと大きくしてやれたのにな」という思いがあります。
ちゃんと管理の仕方を知っていれば、今頃は大きな株に出来ていたはず…
サボテン、あの時はすまなかったな…
待ってろ、今回はおまえたちの繁殖を手伝ってやるぜ…!

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サボテンの種まき(1日目)

最近ですね、スーパーねむいですね。
もし私が冬眠したら、玄関の前に栗を置いておいてください。ムシャア

そんなわけで、朝夕涼しくなってまいりました。
もみじの紅葉もそうですが、朝夕の冷え込みが美しい色彩を作ります。
多肉植物の紅葉も同じ仕組み。
メリハリのある環境が季節ごとの変化を促します。

などとそれっぽいことを言いつつ、井上はここへ来てようやく「サボテンの実生」を実行しました。
「実生(みしょう)」というのは、要するに「種から育てる」ということです。
書き下すと「実から生まれる」とでもしましょうか。
株分けや球根ではなく、種から育てることを実生と言います。
要は種まきですね。

先日からカキコの根が出るのを待ってるよ、という記事(http://easteasteast.jugem.jp/?eid=25)を書いておりましたが、カキコが親の一部を切り離して育てるのに対して、実生は親同士で交配した「子」を育てることになるので、より多様な形質の出現が望めます。
要はいろんなのがいっぱい出来て井上ちょうたのしいっていうことです。
気温が下がるのを待って、収集に収集を重ねたサボテンの種子を蒔きます。
ちなみにだいたい種を蒔いてから5日くらいで発芽するようです。
5日後に私がガチでへこんでたら、ちょっと慰めてあげてください。

それで、サボテンの種まきの管理は、野菜なんかと違って特殊なので、ちょっと写真を撮ってみました。
作業工程が非常に荒々しいですが、まあ、こんなもんでしょう…

などと言いながら、以下、今後のために記す。


>>>


1、育苗箱の準備
   これは量に合わせてなんでも構わないと思います。
   プラカップなんかを薦めてらっしゃる方もおいでですし、お好みで。
   私の場合は、育苗箱を使いました。

2、底石を敷く
   軽石の小粒を使用。



3、用土を入れる
   これも赤玉、鹿沼土、川砂などなど、
   それぞれの方のオススメがあるようです。
   私の場合は、軽石の上から砂を敷いています。
   使用する土は消毒すること。
   サボテンは発芽後「土の表面が湿ったままの状態」で管理するので、
   消毒しておかないと、かびたりコケが生えたりするのです。
   なのでめんどくさいですが、消毒しておくといいでしょう。
   消毒の順番は「敷く前」「敷く後」、どっちでもいいですが、
   「上からお湯をかける」という方法をセレクトしたので、
   先に培地を作っておきました。
   他にはレンジでチンしてもいけるらしい。
   ほう。



4、消毒
   沸騰したお湯を、台所の流しでかけてみました。
   いやー、しまったな−、底から流れ出すの忘れてたー。
   とりあえず家族にばれないように早急に片付けます。
   排水が詰まるとピンチなので、
   クズ取りの網はつけておいた方がよいでしょう…



5、播種
   ほどよく冷ましてから、種を蒔きます。
   結構ガチ過ぎてすごい量を蒔いていますが、
   これ全部発芽したらどうしよう…などという心配は無用です。
   みなさんが想像するサボテンのサイズになるまでには、
   約3年かかります。
   どんくらい出来るかなー。
   右端の3列分は自家採取の種。
   マミラリア(高砂丸、銀沙丸、グラッシー)、
   フライレア(紫雲丸、ハウディオフィラ)です。
   あとは井上がスーパー殖やしたい趣味セレクトです。
   だいたい赤いか白い。



6、完了
   近づいてよく見てみます。
   黒いのが種ね。
   アストロフィツム系が多いので、種が大きいです。
   マミラリアは小さすぎて、全然わからん。
   まあ、出たらわかるであろう…くらいの気持ちです。
   この際、土はかけません。
   このまま発芽するまで待つよー。


早く大きくなーれ。
早く大きくなーれ。
即発芽してもいいよ。
もうほんとにガチ過ぎてちょうたのしみです。

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手づくり市の参加予定
・10月5、6日:梅小路手づくり市、グリーンフェスタ
・10月15日:百万遍手づくり市
・11月2日:梅小路手づくり市

10月5日、6日の梅小路手づくり市とグリーンフェスタ(同会場)にはユーフォルビアとリトープスを多めに持って行きます。
お好きな方はどうぞご覧ください。
あと、あんまり大きなお金だと、おつりがない時があります。
ご協力いただけると助かります。

明日朝起きたら発芽してたらいいな(願望)
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